Home > 処暑という言葉は本当だった

処暑という言葉は本当だった

  • Posted by: かずぼう
  • 2007年8月24日 10:20

昨日が処暑。

そして今日になったら途端に赤蜻蛉(あかとんぼ)が沢山飛び始めた。

季節暦(きせつごよみ)も捨てたものではないなあ。

 

 今日の業務

県土木部現地機関の物件見積もりと申請書作成。

総合評価方式なのでこれがなかなか難しい。

会社の技術力を申請書にして提出しなければならない。

過去の県の物件の完成工事について何点の評価点を頂いているか。

会社の経営状態はどうか。

雇用環境はどうか。

配置予定技術者の資格や実績はどうか。

除雪作業はしているか。

小規模工事・災害応急工事の実績はあるか。

といった具合に価格以外にも評価がなされる。

こういった具合になると普段からの会社の心構えがいる。

その場で入札だけすればいい的なことだと評価点が上がらない。

同じ最低価格金額で入札した会社が2社いたとすれば評価点が高い

ほうが落札となる。

となると、普段の心がけを省いている業者が落札しようとすると金額の

みで勝負するしかない。

つまり安値を強要される。

当然にその分だけ利益が圧迫される。

普段から経営が良かったり地域活動など頑張ったところが評価していた

だけ、多少有利になったりするかもしれないという『ありがたい』方式なの

だ。

しかし、仕事がほしい業者さんは採算度外視でも安値(制限価格ぎりぎり)

入札をしてくることは間違いないところだ。

わが社はそんなことはとても出来ないので採算ベースの実行予算書を

作成してしかも予定価格より下で最低制限価格より上の金額を入札しな

ければならない。

金額が競り合ったときの最後の足掻きで評価点で佐賀北のように『逆転

してほしい的』な入札である。

こんなストライクゾーンの入札であるからボール(失格金額)になるのも多

いのだが本来対高いところも低いところもストライクゾーンが広くてかなり

なものでもストライク(予定価格以下かつ0円以上)であった。

昔は高めのストライクでも討ち取れた(落札)が今では野球同様低目へ

配球(入札)しなければならない。

野球の低めは良い事だがこの場合の低めは敵わないのだ。

野球の低めの配球は選手の評価が上がって儲かるが、入札の低めの配

球(入札)は利益を下げて選手(社員)の評価はがた落ちなのである。

そういったことで近頃ストライクゾーンが低めに厳しく(最低制限価格の設

定)なったがいまさらそうして貰っても官側設計労務・資材単価が落ちる

だけ落ちてその後ではもう遅いのだ。

今では設計単価より実勢価格の方が高い資材が続出している。

逆ザヤだ。

今回の見積もりでびっくりしたこと。

予定価格を当てる見積もりと実行予算の見積もりを両方しなければならな

いのだが、ほぼ同額の金額になった。

つまり利益ゼロである。

実行予算は利益まで計上して初めて『実行』と言える。

利益が計上できないという事態になった。

利益を計上したらたぶん高めのボール(予定価格以上=制限価格以上)に

なってしまい失格になってしまうのだ。

そんなピッチャーは交代である。

でもあえて敬遠(高値入札で失格覚悟)するという手もあるんだが、業者の

性でそれが許せない。

何とか採算ラインに乗せてしかも制限価格以内(ストライクゾーン)で勝負

しなければならない。

敬遠ばかりしているとやがて固定経費という走者で満塁になって押し出し

失点(赤字)である。

なんとも悩ましい。

後は会社の上の方がどう考えるかであろう。

と思いながら目の前の難物に挑む午前中である。

Comments:0

Comment Form

Trackbacks:0

TrackBack URL for this entry
http://www.miyazawagumi.co.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/168
Listed below are links to weblogs that reference
処暑という言葉は本当だった from お気楽日記

Home > 処暑という言葉は本当だった

Search
Feeds
あわせて読みたい
    あわせて読みたいブログパーツ

Return to page top